[グラフィックスカード] GPU Tweak III のPower Detector+機能で赤色の警告が表示された場合の対処方法

🔺 質問 1:赤色の警告はどのような場合に表示されますか?

Power Detector+ は、12VHPWR(12+4ピン)または、12V-2x6 コネクターの6本のセンスピンすべてで電流を継続的に監視します。次のいずれかの状態が検出されると、赤色の警告がトリガーされます。

● 1つ以上のピンの電流が 0A を報告している場合

● 1つ以上のピンの電流が 9.2A を超えている場合

 

🔍 質問 2:赤色の警告が表示された場合、トラブルシューティングをするにはどうすればよいですか?

問題を特定し、解決するには、以下の手順に従ってください。

1. 直ちにコンピューターをシャットダウンし電源コードを抜く 
    安全のため、直ちにコンピューターをシャットダウンし、コンセントから電源コードを抜いてください。 
 

2. ケーブルとコネクターに異常がないことを確認する 
    12VHPWR ケーブルまたは 12V-2x6 ケーブルのコネクター付近に、曲がり、変形、過熱、その他の異常がないことを確認してください。 
● ケーブルに異常が確認された場合は、すぐにケーブルを交換してください。また、付属品以外のアダプターケーブルのご使用はお避け下さい。

● ケーブルに異常がない場合は、次のステップに進んでください。

 

3. 12VHPWR コネクターまたは 12V-2x6 コネクターに電源ケーブルがしっかりと奥まで挿入されていることを確認する 
● コネクターが「カチッ」と音がするまで、電源ケーブルがしっかりと奥まで確実に挿入されていることを確認してください。

● 電源ケーブルとグラフィックスカードの電源コネクター(12VHPWR、12V-2x6)の接続部に、隙間がないことを確認してください。

● 電源ユニットに付属している 12VHPWR ケーブルまたは 12V-2x6 ケーブルではなく、グラフィックスカードに付属のアダプターケーブルを使用している場合は、アダプターケーブルの両端がコネクターにしっかりと接続されていることを確認してください。

 

4. 電源ユニットの出力とケーブルを確認する 
    お使いの電源ユニットがグラフィックスカードを正常に動作させるために必要な電力を満たしていることを確認してください。グラフィックスカードの推奨電源容量は当社ウェブサイトの各製品ページでご確認ください。 
 

5. グラフィックスカードの電源コネクターを確認する 
    グラフィックスカードの電源コネクター(12VHPWR、12V-2x6)に汚れの付着がないこと、ピンが損傷または破損していないことを確認してください。 
 

6. コンピューターを起動し GPU Tweak III の Power Detector+ で 
    上記のすべてを確認したら、電源コードをコンセントに接続してコンピューターを起動し、GPU Tweak III で動作モードを「デフォルトモード」」に切り替えます。
    赤色の警告が表示されない場合は、そのままシステムをご使用いただけます。安定性を確認するために、数日間動作監視を実施てください。

 

⚠️ 質問 3:赤色の警告が消えない、引き続き表示される場合はどうすればよいですか?

上記をお試しいただいても赤色の警告が表示される場合は、以下のことをお試しください。

1. 電源ケーブルを交換する
● 電源ケーブルの再接続後も同じピンに赤色の警告が表示される場合は、ケーブル内部の損傷、接触不良、異常な電流が発生している可能性が考えられます。

● 電源ケーブルの再接続後に異なるピンに赤色の警告が表示される場合は、コネクターの差し込みが不均一で偏っていたり、電源ケーブルがコネクターの近くで曲げられているなどの原因が考えられます。

 

2. 電源ケーブルを交換しても問題が改善しない場合
    可能であれば、正常に動作することが確認されている別の電源ケーブル、電源ユニット、グラフィックスカードを使用して動作を確認してください。

 

上記の対処方法を実施しても赤色の警告が表示される場合は、ASUSサポートにお問い合わせください。