[AI ルーター] ASUS ルーターで Adaptive QoE と帯域幅制限を設定する方法

 

機能概要

Adaptive QoE(アダプティブ QoE/適応型 QoE)

AI を活用した Adaptive QoE(Quality of Experience:体感品質)テクノロジーは、パケットの内容と動作パターンをリアルタイムで分析します。帯域幅監視技術を使用して、各アプリケーションの要件と優先度を自動的に特定し、ネットワーク リソースを動的に割り当てます。これにより、あらゆるネットワーク環境下でも常に最適な体験を提供します。

  • AI スマート プライオリティ:AI Smart Balance(AI スマート バランス)がトラフィックの種類を自動的に識別し、ゲームやビデオ会議など、最も必要とするアプリケーションをインテリジェントに優先します。
  • ワンクリック シナリオ最適化:AI バランス、ゲーミング、ストリーミング、WFH(Work From Home:在宅勤務)、オフィスなど複数のプリセット モードを提供します。ワンクリックで、ルーターが現在のアクティビティに合わせて設定を自動的に最適化します。
  • パーソナライズされたファイン チューニング:上級ユーザー向けに、AI の介入レベルを調整できる最適化カスタマイズ機能を提供し、ニーズに合わせたネットワーク環境を構築できます。

AI Balance Mode(AI バランス モード)

どのモードを選択すべきかわからない場合は、AI Balance Mode をお勧めします。すべてのアプリケーション間で帯域幅を自動的に検出・調整し、全体的なネットワークの安定性を実現します。

  • 例:家族が同時にゲーム、ビデオ会議、ストリーミング、デバイスの更新を行っている場合、AI Balance Mode は帯域幅を自動的に分配し、特定のアクティビティによる混雑を防ぎます。

Gaming Mode(ゲーミング モード)

ゲーミング パフォーマンスを優先したい場合は、Gaming Mode を選択してください。ゲーム パケットのトラフィック比重を高め、遅延を減らし、低Pingを実現します。

  • 例:League of Legends™ などのオンライン ゲームをプレイしているとき、誰かが同時に Netflix™ を視聴していても、ルーターはゲーム トラフィックにリソースを割り当て、スムーズなゲームプレイを確保します。

Streaming Mode(ストリーミング モード)

YouTube™ や Netflix™ などのストリーミング サービスを頻繁に視聴する場合は、Streaming Mode を選択してください。ビデオ トラフィックを最適化し、バッファリングや遅延を軽減します。

  • 例:リビングで 4K の Netflix™ コンテンツを視聴中、他の人が大容量ファイルをアップロードまたはダウンロードしていても、動画はスムーズに再生されます。

WFH Mode(WFH モード:Work From Home Mode)

ビデオ会議やリアルタイムの音声通話を重視する場合は、WFH Mode を選択してください。Zoom™ や Teams™ などのアプリケーションを優先し、安定した映像と音声品質を確保します。

  • 例:自宅でオンライン会議中、家族がメディアをダウンロードしたりストリーミングしたりしていても、映像と音声は途切れずクリアです。

Office Mode(オフィス モード)

小規模オフィスや複数ユーザー環境に最適なモードです。Office Mode は、複数のデバイス間で帯域幅をバランスよく配分し、クラウド コラボレーションやメールのトラフィックを優先します。

  • 例:複数人が会議、ファイル アップロード、オンライン プレゼンを同時に行うオフィスで、ルーターは帯域幅をインテリジェントに分配し、全員に安定した接続を提供します。

 

帯域幅制限

この機能では、有線または無線の個々のデバイスに対して、最大ダウンロード速度およびアップロード速度を制限できます。

最大 32 台の接続デバイスを同時に制限できます。

  • 例:家族内の誰かが頻繁に大容量ファイルや動画をダウンロードし、帯域幅を独占している場合、帯域幅制限を使用して、すべてのデバイスに公平な帯域幅を確保できます。

 

Adaptive QoE 設定手順

  1. ルーターの管理画面にログインし、左メニューの「Adaptive QoE」をクリックします。 
    参考:ルーター管理画面のログイン方法について、詳しくは [WiFiルーター] ルーターの管理画面を表示する方法 をご覧ください。
  2. Adaptive QoE」タブをクリックします。
  3. QoE Switch を[ON]にします。
  4. お使いのネットワーク環境に最適なモードを選択します。
  5. Apply(適用)]をクリックして設定を保存します。

AI Balance 設定時の例

モード内の各カテゴリーの比重を手動で設定したい場合は、Optimization Tuning(最適化調整)スライダーをマウスでドラッグして比重を調整し、[Apply(適用)]をクリックして設定を完了してください。

 

 

帯域幅制限(Bandwidth Limiter)設定手順

  1. ルーターの管理画面にログインし、左メニューの「Adaptive QoE」をクリックします。
    • 参考 1:ルーター管理画面のログイン方法について、詳しくは [WiFiルーター] ルーターの管理画面を表示する方法 をご覧ください。
    • 参考 2:ご利用のインターネット プロバイダー(ISP)で契約されているプランの最大帯域幅(通信速度)をご確認ください。デバイスに設定する制限は、ご契約の帯域幅(通信速度)より低く設定する必要があります。設定が正しくない場合、制限は有効になりません。
  2. Bandwidth Limiter(帯域幅制限)」タブをクリックします。
  3. Bandwidth Limiter Switch を[ON]にします。
  4. 帯域幅を制限したいデバイスを選択します。
  5. デバイスのダウンロード帯域幅およびアップロード帯域幅を設定します。
  6. new device(新しいデバイス)]をクリックして追加します。
  7. Apply(適用)]をクリックして設定を保存します。

 

 

よくあるご質問(FAQ)

Q1: Adaptive QoE と帯域幅制限は同時に使用できますか?

A1: はい。両方の機能を有効にした場合、トラフィックはまず帯域幅制限によって処理され、その後 Adaptive QoE が需要および優先度を基に最適化を実行します。

 

Q2: 帯域幅制限が期待通りに動作しないのはなぜですか?

A2: (1) ご利用のインターネット プロバイダー(ISP)で契約されているプランの最大帯域幅(通信速度)をご確認ください。

      (2) 設定したアップロード帯域幅およびダウンロード帯域幅が、ご契約の帯域幅(通信速度)より低いことを確認してください。

  • 例:インターネット プロバイダーで最大 100 Mbps の帯域幅(通信速度)プランをご契約の場合、デバイスの帯域幅を 110 Mbps に設定しても利用できるのは最大 100 Mbps までとなります。この場合、帯域幅制限を有効にするには、ご契約のプランの帯域幅より低い値(100 Mbps 未満)に設定してください。
           プロバイダーの通信速度は理論値です。帯域幅制限を設定する際は、実測値を基に設定を行うことをおすすめします。

Q3: ゲームとビデオ会議を同時に最適化できますか?

A3: はい。AI Balance Mode の使用をおすすめします。AI Balance Mode では、手動で切り替えることなく、複数のアプリケーション間でトラフィックのバランスを自動調整します。

 

Q4: Adaptive QoE と帯域幅制限を有効にすると、インターネットの通信速度は速くなりますか?

A4: いいえ。これらの機能は総帯域幅を増やすものではなく、既存の帯域幅をより効率的に利用するためのものです。

      重要なアプリケーションを優先することで、Adaptive QoE は、デバイスからルーターへのデータフローをスムーズにし、全体としてより安定したネットワーク体験を提供します。